■キャプテン翼 海外選手

キャラが多いので「日本人選手」「海外選手」「監督・サポーター・その他」に分けてます。

カール・ハインツ・シュナイダー
通称「西ドイツの若き皇帝」。必殺シュートはファイヤーショット。若林曰く、「原理はわからないが実際に燃えている」らしい。左足で打つのは「ノンファイヤー」。若林相手でもペナルティエリア外から1/2の確率でゴールを決められる。父親はサッカークラブ監督だが、別居している。チームの統率力ももつ、ドイツ版翼的キャラ。そもそも翼の色違い。比較的常人かと思われたが、ワールドユースで「サッカー戦士」という妙な造語を作り出した。飼っている犬の名前はサウザー。たぶんあの聖帝とかけているに違いない。

エル・シド・ピエール
フランスJrキャプテン。三杉と同じく、親衛隊的なものができている。テクニックを重視したプレイヤーで、通称は「フィールドアーティスト」だったがなぜか岬にその名を取られた。必殺シュートはスライダーシュート。一瞬で翼にパクられた。主にナポレオンのなだめ役。ナポレオンと2人で、「エッフェル攻撃」というゴールデンコンビ的なコンビネーション技も持っている。シャワーシーンにあれだけのコマを取る意図がわからない。漫画では乱闘を起こしたナポレオンを叱咤したり「サッカーには身分も関係ない」等の発言でまともな人に見えたが、新アニメでは街を白馬で疾走するなど奇行が目立った。劇場版のピエールは、整形前。
ヘルマン・カルツ
通称「仕事師」。異常に老けていて、「ジュニア」ユースかどうか疑わしいところ。一人称は「ワシ」、「〜だぜよ」口調で喋る。プレー中も常に楊枝を咥えていて危険極まりない。楊枝を吐き捨てるのが本気になった合図らしい。主に繋ぎ役のため特に必殺シュートは持ってはいないが、高度なループシュートを見せたこともある。必殺ドリブルは「ハリネズミドリブル」。後になぜか佐野にパクられた。2002ではシュナイダーの言葉に対し激高、その場で退場となった。
フランツ・シェスター
西ドイツの生み出した驚異の新田クローン。と言っても過言ではないくらい新田に似ている。ブレーメンJrのキャプテンであり、女の子にもモテモテ。テクニックに長け、翼抜きの全日本Jrの中盤をほぼ完璧に抑え「司令塔」の異名を持つ。だが西ドイツJrに合流してからはシュナイダーのおかげで影が薄くなった。
ジノ・ヘルナンデス
イタリアJrのゴールキーパー。ジュニアユース大会の以前1年間無失点という、通称「パーフェクトキーパー」。ヘルナンデスが守り、カウンターを仕掛けるといった攻撃法が得意。ヨーロッパNO.1キーパーと謳われていたものの、大会一戦目であたった事、後にミューラーが登場した事、キャラ自体も「けっこう普通にいい人」でインパクトがなかったためか少々影が薄い。初登場時にシュナイダーの妹を事故から間一髪助けたが、皇帝の妹はその程度ではフラグは立たなかったようだ。ピエール同様、カラーになると金髪なのに白黒では横線トーンを貼られている(そのおかげで髪に斜線引いてしまった)。
ファン・ディアス
アルゼンチンJrキャプテン。テクニック面においても翼と同等かそれ以上であり、ドライブシュートも打つことが出来得点力もある。自他共に認めるサッカーの天才で、自信家。それ故にワンマンプレーに走りがちなところが玉に瑕。全日本Jr8人抜きゴールを見せたこともある。特技は前転シュート。だがすぐ若島津にパクられ、しかも競り負けた。側転やバック転などパフォーマンス的なプレーも多い。テクモ版キャプテン翼5ではどう見てもディアスにそっくりな「シニョーリ」なるキャラが登場したが特に関係はないようだ。劇場版ではサンターナ、ビクトリーノと南米チームとして登場。少々キャラが変わっており、「サンターナじゃないと若林から得点できない」等サンターナに頼るような発言も出ている。
アラン・パスカル
アルゼンチン・ディアスの親友。小さい頃から2人でサッカーをしており、2人で11人相手に勝ったこともあるらしい。ディアスがスカウトされた時も「パスカルと一緒なら契約する」と言ったほど仲が良い。息の合ったワンツーやアシストを得意とし、2人で「アルゼンチンのゴールデンコンビ」的存在。彼も決して下手ではないが、天性の才能を持つディアスにどうしても付いていけないところもある。新アニメでは、半暴走状態のディアスにことごとく無視されるなどワールドユース編の新田のようになっていた。
ラモン・ビクトリーノ
地黒の新田。ではなく、「南米の黒豹」の異名をもつウルグアイのストライカー。ドリブルが得意で、得点力もあるが特に必殺シュートはない。ジュニアユース対西ドイツ戦では、カベなしのフリーキックをミューラーにワンハンドキャッチされ、自信喪失。劇場版にもディアス・サンターナと同じチームで登場、見た目はややシェスター似になった。というかむしろより新田に似ていた。ワールドユースでも出てたはずだけど活躍を忘れてしまったのでまた追記します。
ルイ・ナポレオン
フランスJrのストライカー。「驚異のストライカー」というあまりかっこよくない異名がついていた所が1シーンあるが、特に使われていないような気がする。口が悪く、すぐに熱くなる性格でラフプレーも多く退場処分を受けたことも多い。対日本戦の時も早田と乱闘を起こしイエローカードを食らったほか、ピエールファンの女の子達に対してマジギレしてみせたこともある。必殺シュートはキャノンシュート。「キャノンショット」と言ってる時もあるので、自分でもどっちだかよくわからなくなってしまったのかもしれない。ジュニアユース・日本×フランス最後のPK戦では唯一若島津にシュートを止められた。
デューター・ミューラー
「鋼鉄の巨人」の異名をもつ西ドイツゴールキーパー。名台詞は「カベはいらん、かえってシュートがみにくくなる」。なぜか山を降りるのを極端に嫌っていたという「幻のキーパー」。全日本Jrを挑発しわざとシュートを打たせ、ドライブシュート、タイガーショットをもワンハンドでキャッチしたほどの実力の持ち主。以前は股の下が弱点でありよく抜けていたらしいが、修行により克服。しかし苦手意識はまだあるようで、キャッチできず弾いたりもした。山では「先生」と呼ぶ師匠と2人で、なぜか主に石や岩を使って修行をしていた。『崖の上から落ちてくる岩石を砕いてサッカーボールをキャッチ』の無茶修行シーンは有名。ガンを飛ばすだけでシュートしようとした選手がひるむ。カルツ同様「ジュニア」ユースには見えない。