ここは「ジョジョ」に出てくる料理に独断で「うまそう度」をランク付けするテキストコーナーです。
料理名の下の星の数がランクで、★〜★★★★★までです。
ちなみにランク付けする料理(食べ物)は勝手に決めさせてもらうので全部出てくるわけじゃないです。
第一部/第二部/第三部/第四部/第五部/第六部/番外編
第一部
第一部自体が短いため、最初の方はわりと生活密着してたけどやはり少な目。
ステーキ(おそらく)・1巻44ページ
★★★
記念すべきジョジョ初の食事シーン。ジョナサンも思わず「ズルベチャ」(擬音)
でもジョナサンが食べているやつよりもうまそうなのが「もうジョジョの食器をさげたまえ」と言ってるときのコマ、
テーブルの真ん中に置かれている肉の塊!
何のために置かれているのか!それにしてもうまそうだ!
ブドウ・1巻71ページ
★
皮ごと口に放り込むジョナサンとツヤツヤ感がいい感じ。
でも実はブドウ自体あんまり好きではない。
サンドイッチ・3巻20ページ
★★★★
ここから数ページにわたってツェペリ男爵が「パクパク」と食べているサンドイッチ。
少し味が薄かったのか「ポンポン」とコショウをふりかけている(しかも24ページ3コマ目ではちゃんとパンを開いて
中身にかけている!)ことでさらにうまそう度アップ!
第二部
以降に比べるとやはり料理の出現度は低め。後半がバトルばっかだからか。
スパゲティ・5巻188ページ
★
食べ手が悪い。
チキン(おそらく)・6巻94ページ
★★
シュトロハイムが手を伸ばし「モグモグ」と食べる骨付きチキン(多分)。
詳細は不明だがなんとなくうまそうだ。
イカスミスパゲティ・7巻95ページ
★★★
ボーイ、ジョセフに「このホテルはインク入りのスパゲッティーを食わせようってのかァ」と言われ、それに対し
「これは新鮮なイカのスミが入ってるんでございますよ おいピーーーィです」
とこのくらいしか出てこないのに名言を残したことは有名。
あと噛み切るときの「プチン」がうまそう。
サーモンのくんせい・10巻29ページ
★★
お嬢さま猫も欲しがるくんせい。
第三部
たまに生活密着な話が出てくるので1、2部よりは多いか?でもまだ少な目。
中華料理・14巻19ページ
★★★
料理名はめんどいから省くけど「カエルの丸焼き」「おかゆ」「貝料理」「さかなを煮たもの」。
食べてるシーンはないものの、「ドジャアーン」の効果音と、左下の「おじいちゃんぜんぜんチャウよ」の手書き文字が印象的。
ところで「50日以内にDIOに会わなければ!」と言いつつちゃっかり店に入ってるこのご一行なんとなくカワイイ。
ヤシの実の果汁・15巻76ページ
★★★★★
商売人のトーク勝ち。
「ナチュラル・ピュアテイスト100%なのよン さっき木からとってきたばかりのやつに『ガン』・・・と穴をあける
するとアーラビックリ!こんなにきれいな果汁がタップンタップンなんだよぉ〜〜ん トロピカルゥ!
とっても甘むぁ〜〜〜くてしかもさわやかァ〜〜〜 果肉もおいしいよスプーンでどうぞ」
ドネル・ケバブ・17巻156ページ
★★★★
荒木先生の「手書き文字」はうまそう度をアップさせる効果でもあるのだろうか。
「焼きたてをナイフでけずってパンにのせてたべる。」う、うまそう・・・
ちなみにエンヤ婆のぶんまで買ってることを最近知った。
ソフトクリーム・18巻130ページ
★★
デス13の夢の中でポルナレフが持ってるやつ。「ポン」と出現したところがうまそう。
でもあとでミミズになったからなんとなくもういいや。
あとこのシーン、ポルナレフの舌に例のジャスティスの一件の絆創膏が貼ってある!細かいなあ。
ベビーフード・18巻・173ページ
★★★★★
「これはミルクに卵黄とバナナとパンをトロトロになるまで煮たものじゃ」
文句なしでうまそう!想像するだけでうまそう!!!最高!
こりゃあポルナレフが手書き文字で「んマーイ!」と叫んだり「もっと食わして!食わして!」というワケもわかる気がする。
第四部
超生活密着型。そして「ジョジョ」「料理」といえば一番に出てくるあの話も。
由花子弁当・32巻33ページ
★★★
他にもいろいろ入ってるけど紹介されてるのは「エビのワイン蒸し」「ヒラメのムニエル」。
厳選された材料、しかもたぶん愛情の量は「ジョジョ料理」一番だ!
由花子朝食・32巻71ページ
★★★
確認できる料理はゆで卵、ベーコンエッグ、パン、スープ他。ほかほかでうまそう。
康一君がいきなり本心に戻るわけもわかる気がするぞッ。
ところでね、「アスパラガスに英語辞書をまいたもの」もややうまそうに見えないか。
水・33巻19ページ
★★★★
きたきたきたーーー 「ジョジョ」で「料理」といえばこの巻!まずはもちろん水から。
正確には「アフリカキリマンジャロの5万年前の雪どけ水」。
そしてこの水の美味しさの感動を伝える億泰の比喩表現も秀逸。
「アルプスのハープを弾くお姫様が飲むような味っつーか」「3日間砂漠をうろついて初めて飲む水っつーか」
億泰実はモノスゴイ頭いいんじゃねーの?
モッツァレッラチーズとトマトのサラダ・33巻30ページ
★★★★★
このシーンはかなりいろいろなものがうまそう要素に貢献している。まず最初、チーズとトマトを別々に食べること。
そしてそこで期待ハズレーな表情を出させておき、「トマトと一緒に口の中に入れるんデス!」
そして1クッションおいて・・・「ウンまああ〜いっ」(手書き文字なのでインパクトは雲泥の差)
これぞまさにジョジョアゴで語っていた「トトントントン」「トトントントン」「ドン!」の構図なのだな。
おまけにそれを眺める仗助の表情(口の開きっぷりに注目)も一役買ってる。ほんとうまそう。
娼婦風スパゲティ・33巻45ページ
★★★★★
辛いのがダメな億泰、「辛くて食えない」ことにものすごく悔しがる。このことから先の料理がいかにうまかったか連想させられる。
しかし思わず食ってしまって「味に目醒めたァーっ」
ここでも手書き文字の「ンまぁーーーいっ!!」がこれ以上ないほど効果的に働く。
そして比喩「『豆まきの節分』のときに(中略)大して好きでもねえ豆をフト気づいてみたら一袋食ってたっつーカンジ」
わかりやすい!そしてやはりうまそう・・・
子羊背肉のリンゴソースかけ・33巻70ページ
★★★★
「食わずにはいられねー」億泰の食べっぷりが見事。実にうまそう。
「幸せの繰り返しだよぉぉぉ〜〜〜っ」「ンまあーーーいっ」(例の手書き文字)
億泰思わず涙がちょちょ切れる。(直後、腹も)
プリン・33巻84ページ
★★★★
ツヤツヤしてカラメルがとろっとしたプリンに、二枚重ねにした皿。うまそう・・・
「ケッ!おれは不良だよ・・・!『プリン』なんて女子供の食う物なんてチャンチャラおかしくて・・・」
と言ったものの1コマで「ンまあーい」に変わる億泰。
3コマしか出てなかったのが残念。
サンジェルマンのサンドイッチ・37巻11ページ
★★★★★
柔らかいパンでホカホカでカツがサクサク・・・これに抵抗できるものはいるのか。
そしてあのサンドイッチのイラストももちろんのこと、一番好きなのが重ちーのセリフ。
「『テリヤキチキンサンドはオレの大好物だからちょっぴりかじらせてくれよ重ちー』って言うに決まってるどッ!」
「かじらせてくれよ」・・・ココ!「ちょっぴりくれよ」とか「ちょっぴり食べさせてくれよ」でなく「かじらせてくれよ」!
最高にうまそう。
チョコレートパフェ・37巻156ページ
★★★
底にコーンフレーク、側面にバナナ、中央にアイス、その上に生クリームの山を作ってそのてっぺんにサクランボ。
そして全体にチョコレートソース・・・しかしこのチョコパフェは、何より生クリームの回りに飾られたイチゴが最重要要素。
だって下半分が何かでコーティングされている!あれ勝手にホワイトチョコだと思ってる。うまそー。
吉良吉影の料理・39巻205ページ
★★★
調理段階で確認できる材料は卵とネギ。
完成品を見るとサンドか何かを卵で巻いてそれに付け合わせの野菜炒めってとこだろーか?
きっと栄養のバランスもいいんだろうな。
しのぶも認めるこの料理。
アイスクリーム・40巻184ページ
★★★
未起隆がカバンの中から出したアイスクリーム2つ。
ひとつは先の億泰のセリフから「ストロベリー&チョコチップ」か?もう一つはバニラ?わからん。
未起隆アイテムなので出所は怪しいがうまそうなのでよし。
川尻家朝食・42巻133ページ
★★
コーヒー、パン×2、目玉焼きといったところ。
目玉焼きの付け合わせにソーセージ×2と椎茸と野菜の炒め物。目玉焼きは黄身がちゃんと半熟。
この椎茸がみょうにうまそう。
鋼田一アウトドア料理・42巻181ページ
★★
フライパンで魚(土地的に川魚か?)とキュウリの輪切りを一緒に焼いた料理。
箸などは使わずナイフで突き刺していただく。あ、あれは味見だからか?
鎌倉カスター・43巻135ページ
★★★★
この手のモノは類似品が多いので、名称とイラストで味がどんなものか想像がつく。
モロに好きな味だッ。仗助の母親も大好物。
ここのページのは宮本の食いかけだけど、まいっか。
第五部
イタリアが舞台のためイタリア料理がたまに出てくる。イタリア料理大好き。
パン・48巻90ページ
★★★★
何の変哲もない10pほどのパン。ジョルノが一口だけかじる。
しかしそれも、ライターを倒さず維持するために埋め込んでおくのが目的。腹が減ってるわけじゃない。
しかしこの「モグ」・・・なんでこんなにうまそうなの?
パンを端っこからではなく「真ん中」から食べるという「禁忌」とあいまって非常にうまそうだ。
特注のピッツァ・49巻15ページ
★★
ポルポ特注の特大ピッツァ。ポルポの姿が見えなくなるほど大きい。
裏側しか見えないので具はなんなんだか不明。ポルポの食いっぷりが非常にいい。
どうでもいいけどこのあたりから立ち切りが多くてページ数調べるのが困難。
イチゴケーキ・49巻34ページ
★★★★
生クリームにイチゴと典型的なショートケーキ。
4個しか置いてなくて、どーしてもイチゴケーキが食べたいミスタを憤慨させた逸品。
オーソドックスにうまそう。
ついでにここに書かせていただくけど「アバ茶」は評価対象外です。
ピッツァ・49巻49ページ
★★★
ブチャラティが食べているピザ。90度角。
トマト、オニオン、あとはサラミ?と思われるものが乗っている。
イタリア特有の薄焼き生地にとろっとチーズ。うまそう。
ミスタとピストルズのお昼・49巻179ページ
★★★
パンにチーズ、サラミ、ワイン。わざわざそこいらの岩にテーブルクロスをかけてナイフとフォークまで用意している。
ピストルズにはサラミを一人一切れずつ。「ガツガツ」とNo.3にいたってはNo.5のぶんを強奪するほどの食いっぷり。
まさに「肉」って感じで非常にうまそう。
しかしな。ピストルズにあげるだけだったらわざわざテーブルクロスまで用意する必要はないんじゃないかと。
ハンバーガー・54巻13ページ
★★★
ヒッチハイク(いや、ただこっそり亀ごと乗り込んだだけか)した車の運転手が食べてたハンバーガー。
ピストルズNo.2とNo.3が取ってバクバク食ってた。
いつもながらピストルズは食いっぷりがいい。
チョコレート・56巻30ページ
★★★★
ナランチャが隠し持っていたチョコ3個。
ちゃんとした箱に入ってひとつひとつデコレーションされてることからけっこう高価なものではないだろーか?
キング・クリムゾンで時間が飛ばされた間に3個いっぺんにほおばっているが
あのシーンは「あ・・・甘めえ〜〜〜」というセリフとナランチャの表情で、まじ甘そう。
エビ料理・56巻138ページ
★★
ブチャラティが手を付けなかったエビ料理。詳細は不明。頭と尻尾つき。
ドレッシングみたいなのがかかってておいしそうだけどエビは生派。
生かな?ゆでてあるよーに見える。
スープ・56巻148ページ
★★★
色からしてトマトスープか?クラッシュが最初に現れたスープ。
具も見えるけど真ん中に寄ってたからあれはクルトンだろーか。
エアロスミスが破壊して地面にぶちまけたがその後クラッシュがムシャムシャ食っているではないか!(160ページ)
あまり関係ないけど148ページからのナランチャの行動、セリフが全然ないのに考えてることが伝わってきてすごいと思う。
第六部
刑務所内の弁当などが多いか?それでも少な目かも。
朝食・2巻55ページ
★★
パンにスクランブルエッグ?(不明)にイチゴにバナナ。あとスープらしきものも見える。
パンが厚切りでいい。あと果物もうまそう。
マーズチョコレートとフロリダオレンジジュース・3巻139ページ
★★★
物の幽霊なので口に入れるとビチャビチャ下に落ちる。でも味わうことはできるらしい。
エンポリオ曰く「食べることはできない 味はするよけっこうおいしい」だそうだ。
なんとなく食べてみたいかも。
ウルトラセキュリティ懲罰房の食事・7巻71ページ
★
パンとスープ。ただし虫つき。ぎゃあ。
囚人弁当・11巻152ページ
★★★★
パンにソーセージを挟んだホットドックにチーズ味のペンネ、あともう一品くらい何かあるっぽい。サラダ?
特にグェスも大好物の「チーズ味のペンネ」はうまそう。
パスタ大好き。
ヒラメのムース・14巻13ページ
★★★
ヴェルサスによると正確には「ヒラメにアスパラガスをスライスしてカニ肉をすりつぶしたものをはさみ込んでプリン状に蒸し上げたもの」。
それに「ホタテ貝をペーストして生クリームなどを加えたソース」。
まわりにエビ、ムースのてっぺんにキャビアのようなものも飾り付けられている。
個人的に魚のムースって好きじゃない ごめん。
番外編
ジョジョ以外。短編集など。
おにぎり弁当・魔少年ビーティー180ページ
★★★
弁当の内容はおにぎりの他にハンバーグ、煮付けがあるらしい。
ただおにつけはちょいとしょっぱいとか。
マナブの食いっぷりはピストルズと張るぞ。
スープ・バージニアによろしく(ゴージャスアイリン)・151ページ
★★★
ヒロシ・タケモト特製のスープ。詳細は不明だが具だくさん。
「静脈注射してもいいようなスープ」らしい。
刑務所メシ・死刑執行中脱獄進行中・13ページ
★★★★
メニューは魚のフライにパンにスープ、それに付け合わせの野菜(豆類?)のようなものも。
魚の身に歯を立てた感じがかなりイイ。
普通にうまそう。でも魚は罠つきなので注意が必要。
イタリア料理(ステーキ?)・JOJO A-GO!GO! DISC3・5ページ
★★★★★
ステーキ系肉料理。イラストによると炭火焼きの「太陽の味がする肉」、それにバルサミコのソースに付け合わせ。
「太陽の味がする肉」・・・こんなにうまそうな表現は初めて見るかもしれない。
余談だがその左側に書かれている「料理にくさ味は大切」という話。その通りだと思った。
そしてジョジョもそういう作品だと思う。
一番最初はちょっと抵抗があるものの一度食べたらそのクセがやめられない味。そんな漫画だと思った。(とまとめてみる)