■キャプテン翼 日本人選手

キャラが多いので「日本人選手」「海外選手」「監督・サポーター・その他」に分けてます。

大空 翼
主人公。「おれんちって感じだ!」のシーンは有名。実は、1巻扉絵ですでにあの狂った部屋は公開されている。サッカーボール柄布団、サッカーボール柄枕、サッカーボール柄カーテン、サッカーボールのカレンダーとかなりのサッカーボールフェチ。ある意味彼もサッカーサイボーグでは…。そんな彼は中学生までで人生のほとんどの挫折を味わってしまったらしい。後期になると漫画的には強すぎてイマイチ不人気気味だが、現実に1人くらいこんなプレーヤーがいたら面白いだろうな。よくわからない練習をして勝手に怪我をする。サッカーボールフェチでも、結婚して子供ができるようだ。

岬 太郎
「放浪の画家」というトンでもない父親をもつ。放浪する父親に付き合って転校生活を繰り返している為、松山や日向とも面識がある。しかしまさかフランスまで連れて行かれるとは思わなかっただろう。翼と組むコンビは、通称「ゴールデンコンビ」。物腰柔らかな彼だが、なぜか、日向のことを「小次郎」と呼ぶ。キャプテン翼のキャラらしく、ワールドユース編では義理の妹をかばってちゃんと脚に怪我をするが復帰。
若林 源三
初代アニメのあの大文字小文字チャンポンのローマ字名前入り帽子は、気をきかせた親の産物だろうか?「裏とかに小さく書くだけでよかったんだよ!」 SGGK(スーパー・グレート・ゴール・キーパー)の異名を持つ。小学生の頃からみょうに貫禄があり、同級生に丁寧語を使われる。ペナルティエリア外からとはいえ、中学生の野球部キャプテンが投げた野球ボールをキャッチしたことも。強さのインフレが起こるにつれ、わりとシュート決められるようになった。なぜかボクシングとかしていた。小学生の頃から比較的ガタイが良かったため、後期は主にヨコに成長しているようだ。
石崎 了
風呂屋のせがれ。あまりかぶりキャラがいないので、数少ない書き分けできてるキャラ。特技は顔面ブロックと自殺点。ジュニアユース等では意外とスタメン出場が多いので、補欠が多かった小学生時代よりかはやはり成長しているのだろうか?ジュニアユースアルゼンチン戦では、立花兄弟の如く次藤を発射台にして飛び、ディアスの同点ゴールを防ぐという活躍も。プロ入りしてから、浦辺がライバル的キャラとしてあてがわれている。ジャガイモや道端の石で石崎を表現してくれるフィールドアーティスト募集。
大川 学
シルエットでわかるキャラ。他の雑魚選手とは一線を画す妙な存在感がある。だがサッカーはあまり上手くはないようで、修哲との対抗戦以降は主に応援団の一人になっている。石崎など同級生に対してもですます調で喋る、実に古典的でわかりやすいキャラ。初代アニメではなぜか名前が「マサル」だった。
来生 哲兵
元祖まつ毛キャラ。「点取り屋」の異名をもつFW。だがジュニアユースあたりからスタメン落ちが激しくもはや点を取る以前の問題となっている。「岬系キャラ」もかぶりがちだが、天然パーマ系キャラも比較的見分けが困難でそのあたりも問題。
滝 一
元祖出っ歯キャラ。俊足ウインガーで特技はライン際ドリブル。なので、他の選手がライン際ドリブルをしただけで「俺の技だ!」と言い張るちょっと自己中気味なところがある。中学生のころはセクシーに「素肌に学ラン」で決めていた。来生と同じく、ジュニアユース以降スタメン落ちしがち。
井沢 守
元祖ロン毛キャラ。彼と岬、松山、反町あたりを一緒に固めておくと判別が困難である。今でこそ美形キャラ的な位置で通しているものの、初代アニメで彼の眉毛が果てしなく繋がり気味だったことを忘れない。来生・滝とともに「修哲トリオ」と呼ばれている。天然パーマ・出っ歯でそれぞれわかりやすい特徴あるんだから、繋げておけばよかったのに。ヘディングが得意…だった気がする。
高杉 真吾
巨漢スイーパー。石崎の顔面ブロックのような技があるわけでもなく、元からイマイチ影が薄い。スローインが得意という時点でかなりキテる。一度、次藤の代わりに立花兄弟の発射台になった覚えがあるんだけどどこのシーンだったか忘れた。「修哲トリオ」と銘打っている時点で、高杉はハブられたようだ。でも確か、どこかで来生・滝・井沢・高杉・森崎をまとめて「修哲5人衆」というこれまたさえないチーム名が付けられていた覚えがあるんだけど どこだか忘れてしまった。心臓病の三杉に対し左側からタックルするなど勝負に関して非情な面も見せつつ、翼の怪我にただ一人気付いて気遣ったりもする。
森崎 有三
「もりさきくん ふっとんだ〜!」「キーパー森崎くんだからとれなーい!」などで世界的に有名なザルキーパー。肩書きは「スーパーがんばりゴールキーパー」(若林命名)。その名の通り非常に頑張り屋ではあるが、いかんせん実力が伴わない。小学生時代、日向のシュートを顎に食らった事によりボール恐怖症に陥ったことも。テクモ版ゲームでもかなりショボショボな能力であり、パスワード「もりさきもつかつてね」等会社ぐるみでネタにされた。ある意味キャプテン翼において最も愛されているキャラ。
浦辺 反次
西が丘小キャプテン。中学生時代は大友カルテットの1人。その後リアルジャパン7の一員にもなる。プロ入り後は石崎のライバル的キャラになっているが、日向や岬などのメイン格キャラ入りのチームに勝ったRJ7に入ってたくらいなんだから、実力は石崎よりずいぶん上なのではないだろうか?RJ7でも特に必殺シュートや必殺ディフェンスを与えられなかったのが原因だろうか?実家は豆腐屋。
岸田 猛
山吹小キャプテン。中学生時代は大友カルテットの1人。通称は「シャーク岸田」だが、一体なぜそのあだ名が付いたのか?由来は何か?そもそも誰が言い始めたのか?一番最初にその通称が公表されたのはどこだったのか?ほとんど背景キャラ化してるのにこんな通称を付ける意図は?キャプテン翼七不思議のひとつ。
日向 小次郎
主人公格キャラ。通称「猛虎」、ポジションはFW。父親は他界、弟が2人と妹が1人いる。母を助けるため小学生時代からアルバイトをしていた。非常にバイオレンスな性格で、ちょっとぶつかっただけの松山をぶん殴り飛ばした経験あり。好きなものはコーラ。嫌いなものは袖。趣味は変な修行。台風の海に向ってシュート、山篭りくらいならまだしも「パンツ一丁で全身鎖プレイ」は女性ファンが泣いた。基本の必殺シュートは「タイガーショット」であり、そこから「ネオタイガー」「雷獣シュート」等派生していく。それに応じてムチャ度が増していく。劇場版では「イーグルショット」という必殺シュートを身に付けた。新アニメでは中学3年生の時点で声変わりしていない。と思いきや青年になった途端泣く子も黙るCV子安武人。どういう成長を遂げたのだ。
沢田 タケシ
日向を慕う、翼たちより2つ年下のMF。先輩の反町を差し置いて日向と「東邦コンビ」を組んだりする。しかしその実力は日向も認めるほどで、小学生全国大会予選リーグでは対南葛戦で決勝点をあげるなど渋い活躍をしている。坊主頭、スポーツ刈りときて2002では何をトチ狂ったか「サッカーボールカット」。不評だったのか、一瞬でやめた。目が他のキャラと違うので見分けが簡単。
若島津 健
明和・東邦のゴールキーパー。通称「空手キーパー」の名の通り、家は空手道場で、小学校に入る前から空手を習っていた。それを応用した「三角飛び」「手刀ディフェンス」等が得意技。三角飛びは後に翼や若林にもパクられた。小学生の頃からみすぼらしい服で街中を徘徊できる度胸の持ち主。同級生の日向に丁寧語を使う。ジュニアユース以降は、『若林が負傷で出られないので若島津、でも決勝は若林』といったような若林のかませ犬的な扱いをされていることがどうしても気になるようだ。ワールドユース編で、それが原因で合宿を出て行ったこともある。掛け声は「きええ」。2002では不精ヒゲ面を披露。最近はFWにポジションチェンジした。
立花 和夫/立花 政夫
双子。双子ならではの息のあったコンビネーション技が得意。キャプテン翼の一番の突っ込みどころでもあり同時に魅力でもある「トンデモサッカー技」の第一人者。小学生時代はゴールポストを利用してのトライアングルシュート、中学生時代は一人が発射台になりもう一人が上空高くからのヘディングを決めるスカイラブハリケーンを考案。ジュニアユースでは次藤が発射台になり二人が飛び、そのまま空中でツインシュートという新技も編み出した。トライアングルシュートにて南葛の西尾を負傷させたことで良心が痛んだか、スカイラブハリケーンからは技後、主に自分達が負傷するようになった。彼らの真似をしようとして負傷した小学生も数知れず。
中西 太一
大阪・難波の巨漢ゴールキーパー。口を閉じていても舌が出ているわかりやすいキャラ。小学校全国大会では「若林をさしおいて大会ナンバーワンキーパーに」と豪語していたが、結局南葛に5点取られ、敗れる。最後は翼に向かって「その黄金の右足ワイがもろたぁ!!」と傷害宣言をしたが、未遂に終わり、翼に諭され完敗。
松山 光
北海道・ふらののキャプテン。必殺シュートは「イーグルショット」。最初のうちだけ「北国シュート」だった。小学生の頃はやや猫っぽい顔で岬や三杉と見分けがついたが、それ以降はわかりにくくなった。ボールキープ力に定評あり。ジュニアユースでの三杉の案以降、DFにポジションチェンジした。小学生では結構熱い性格だったがジュニアユースくらいから「冷静なサブリーダー」的役回りになった。中学生の時のマネージャー・藤沢美子とは恋仲。この作者のラブコメは総じて陳腐であるが、松山と美子のラブコメは「観賞に耐える」との評判。ラッキープレイスは食堂。
三杉 淳
東京・武蔵FCのキャプテン。テクニックでは翼にも勝るほどのサッカーの天才であるが、心臓病というハンディがある。通称は「フィールドの貴公子」「ガラスのエース」。小学生にして『三杉淳ファンクラブ』が設立されている。たぶん中身はショタコンのおねいさんがほとんどではないかと思う。一試合10〜15分程度の出場が限界なので、ここぞという場面にしか登場しない。ワールドユース編で心臓病は完治。…が、その途端に弱体化が著しくなった。必殺シュートはドライブシュートしかなく、そのドライブシュートもワールドユースではほとんど通用していない。一部ファンの間では「心臓病再発」を望む声も。テクモ版ゲームでも、ガッツの消費が他キャラより早いという細かい設定がされている。
新田 瞬
このサイトを見てくれている方ならほとんどがご存知だろうと思う。詳しくはここここここを見ていただきたい。肩書きは「隼シューター」「隼ファイター」「スピードスター」などなぜかどんどん変わっていくFW。ジュニアユース以降は、吸い込まれるようにシュートがポストに飛んでいく。ポスト、スルーの数は他の追随を許さない。2002で何を思ったか若島津の空手道場に入門。おかげで、以降の掛け声が「きええ」になってしまった。それでも結局若島津に勝てずネタキャラ化かと思われたが、GOLDEN23でデンマーク相手に2得点を挙げると、異例の活躍を見せた。初登場時は心の中で翼を呼び捨てにしたりとライバル心の強い後輩キャラだったが漫画では以降比較的丸くなった。そのキャラはテクモ版キャプテン翼5に継承されているようだ。
早田 誠
大阪・東一中、通称「エース殺し」のDF。攻撃的なDFであり、必殺シュート「カミソリシュート」も持っている。かなりカーブのかかるシュートで、さらにそのカーブを逆にしたりと自在に操れる。その他、「カミソリタックル」「カミソリセンタリング」ととにかくなんでもかんでも「カミソリ」をつけるクセがある。同じ大阪出身の中西はベタな関西弁だったが、早田は漫画では特に関西弁で喋ったりしていない。でもアニメでは関西弁のややこしい人。ジュニアユースフランス戦では、めったなことでカードを出さない審判に、珍しくイエローカードを2回くらい途中退場。エヴァのトウジに似ている(相互ネタ)。
次藤 洋
九州・比良戸の巨漢DF。パワーがかなり高く、タックルの他ロングシュートも得意。次藤のロングシュートを佐野がゴール前でコースを変える「佐野とのコンビプレイ」は、このままの名前でテクモ版ゲームにも登場した。南葛のマネージャー・西本ゆかりのいとこ。九州男児を馬鹿にしているようなムチャクチャな語尾の「タイ」は有名。応用で「やっタイ!」「こいつらいっタイ!?」などがある。初登場時は、来る途中でベルトをなくしたのか、それとも最初からオシャレのつもりなのか、ベルト代わりに紐を結んでいた。
佐野 満
九州・比良戸の小柄なMF。翼達よりもひとつ年下。前髪で目が隠れている。初登場時〜南葛戦前半くらいは「ケケケ」と笑う三枚目的キャラだったのに、試合後半くらい、前髪の合間から目が見えるようになると突如美形キャラに変身。鼻の形まで変わっている。眼鏡を取ると美少女みたいなアレだろうか。何気にオーバーヘッドキックが使えるが、特に専用の必殺シュートはないようだ。
反町 一樹
東邦学園FW。美形キャラには描かれているものの、言い換えればかなり無個性な顔であり、キャラの見分け困難度は全キャラ中1、2を争うほど。「誰だろう、岬でもないし松山でもないし…」と悩んだなら、おそらくそれが反町だ。FWではあるが必殺シュートはないので、ジュニアユースでもほとんどのスタメンを新田に取られている。ワールドユース編での「ダイビングヘッドだァ」のシーンは涙を誘う。